幕張ベイタウン・コアは住民が設計段階から関わりながら千葉県企業庁により建築されました。また、管理・運営は千葉市 によりますが、住民の運営への参加が積極的に行われています。
 公民館、図書館、子供ルーム、専用音楽ホール並みの多目的ホールからなる千葉市で初めての複合施設であり、住民自身が行政と共に運営を模索し新時代の 「生涯学習」を実現する、ユニークな施設です。


幕張ベイタウン・コアのあゆみ

(→ 幕張ベイタウン・コアのあゆみ(詳細))


 千葉県企業庁により幕張ベイタウ ン・マスタープラン策定
 「街の中心に位置する、コミュニティの中核施設<コミュニティコア>」
 「文化・芸術のための500人ホール、美術館、プチホテル併設施設」

 1995年 幕張ベイタウン誕生   

 1997年春 住民によるコミュニ ティコア研究会発足 

 1997年秋 コミュニティコア事 業化研究会スタート(企業庁、市役所、住民、ビジネス街ほかによる研究会) 
 「早期施設と将来施設の分離建設の方針を確認」 

 1998年春 事業化研究会まとめ   
 バブル構想が崩壊し、一転最小限の施設へ 
 「早期施設として公民館、図書館、郵便局、『多目的スペース』を建設する」 

 1998年〜99年 企業庁、施設 管理の方法を模索
 企業庁と市役所の管理問題をめぐる折衝 
  A案:企業庁が建築し、千葉市公民館などは店子として入居 
  B案:企業庁が建築し、その後の建物管理は市役所が行う 
   → 1年間の協議の末B案で決着

 1999年秋 基本計画検討会ス タート
 郵便局は施設外へ(プロムナード沿いの店舗へ)、子供ルーム入居

 2000年春 基本計画検討会まと め 
 「施設面積1950平方メートル、コア運営を住民参加も含めて検討する」 
 「小粒でもキラリと光る、音響にもこだわった多目的ホール」 
  コア設計:『設計・計画高谷時彦事務所』
  ホール音響設計:『永田音響設計』

 2000年3〜6月 基本設計
 施設面積1988平方メートルが決定

 2000年6月  
 備品は市役所の予算で整備するとの方針決定
 ピアノは公民館の標準備品であるアップライトの方針

 2000年9−12月
 電気音響設備は会議・スピーチレベルのものしか検討していないことが判明。
 コアで必要とされる電気音響システムの提案。提案設計図及び予算書を提出。
 建築総工費内に電気音響設備を含めてもらうよう要望。
 提案図面を元に電気音響設備が実現へ。

 2000年11月
 ピアノ購入のための「チャリティ・コンサート」 ホテル・フランクスにて

 2000年12月 
 ピアノ購入のためのチャリティ「第1回ピアノ発表会」 幕張総合高校講堂にて

 2001年3月 建築工事着工  

 2001年7月 市側はピアノはアップライトを撤回。
 「コンサートピアノの要望には添えないがよりよいものを検討」 

 2001年11月 施設愛称決定  『幕張ベイタウン・コア』

 2001年12月
 ピアノ購入のための「幕張ベイタウン チャリティ・クリスマスコンサート’01」 神田外語大学ミレニアムハウスにて

 2002年1月 竣工 

 2002年3月23日 公民館・多 目的ホール・図書館分館・子供ルーム複合施設「幕張ベイタウン・コア」開館 



→ 幕張ベイタウン・コアのあゆみ(詳細)
→ 住民開催の研究会、会議等の議事録
→ チャリティコンサートの記録