●第4回幕張アジア講座●

◆インドネシアの音楽と踊りを楽しもう◆

☆神田外語大学「ムルデカ」ガムランコンサート☆

日時:7月27日(日曜日)午後4時から同5時半

場所:幕張ベイタウンコア・音楽ホール(JR京葉線海浜幕張駅下車バス7分)

主催:幕張ベイタウン自治会連合会コミュニティコア研究会

入場料:全自由席(年齢不問)前売り券800円(当日1000円) 

 “ガムラン”は、インドネシアの鍵盤打楽器オーケストラ。バリ島はじめ様々な地域で演奏されています。ガムランは単に音楽だけでなく舞踊や演劇の要素も強く、洗練された総合芸術として古くから注目されてきました。

 神田外語大学のガムラングループ「ムルデカ」(独立の意味)は、日本におけるガムラン研究・奏者の第1人者である皆川厚一・同大講師(東京芸術大学卒)の指導で活動を続けています。初のコア公演には皆川先生の友人演奏家たちも参加します。

 観客参加のワークショップ「ガムランをやってみよう」「ケチャに挑戦」やVTR画像などを用いてインドネシアとバリ島の文化・芸能についての話もあります。当日は「コアの夏祭り」の最終日。終演後は、コアの中庭でビールとハワイアンの夕べも行われます。ユカタ掛けでお気軽にご参加ください。

●チケット販売所: 

 ギャラリーキキ(17番街)   
 ジャイネパール(5番街) 
 きらら(CPW)        
    新星堂プレナ店(JR海浜幕張駅前プレナ3階) 

〜収益はベイタウンの文化振興基金にに寄付されます。〜 

■FAXでのチケット予約は、コア研究会・下川(FAX043−211−0472)まで。公演当日に会場受付で代金と引き替えます。 
 
 
 

<主な内容>
予定 
 
  1.  オープニング演奏「ギラッ」 
  2.  歓迎の踊り「ペンデット」(女性2名による) 
  3.  ご挨拶とガムランの紹介 
  4.  演奏「バパン・スリシール」 
  5.  観客参加のワークショップ「ガムランをやってみよう」 
  6.  インドネシアとバリ島の文化・芸能のお話(VTRを使用しながら、ケチャなどの芸能を観る) 
  7.  観客参加のワークショップ「バリ島のケチャに挑戦」 
  8.  戦士の踊り「バリス」(男性一人による) 
  9.  終了 
 <皆川厚一さん(神田外語大学講師)のプロフィール>
 インドネシアの伝統音楽ガムランの研究者であり演奏者。太鼓や銅鑼(どら)など、複数の打楽器で演奏するガムランを大学で教える。楽譜を使わず口でリズムを伝える授業は、本場インドネシアのスタイルそのものだ。◆東京芸術大時代にガムランに出合い、同大学院卒業後、バリ島に留学。はじめは言葉も出来ず、身ぶり手ぶりで生活する中でガムランを習った。バリ島民になりすまし、豪華客船で演奏をしたこともある。◆帰国後、大学講師のかたわら音楽活動を展開。元YMOの細野晴臣氏と一緒に曲作りもした。今でも、細野氏のギターを中心とした日本の笛やアフリカの太鼓などのさまざまな民族楽器からなるグループで、年に1回神社で演奏している。◆「ガムランは私にとって言葉。自己表現の手段です」。穏やかな口調の中にも、熱い血が確実に流れている。(毎日新聞2002年4月27日付け記事から転載)