・この会議に、企業庁、市役所の実務担当者と、住民代表、都市環境研究所
(コンサルタント)の4者が出席します。
・25日の4者会議に先立ち、昨年12月に住民側から提出した要望書に対して、
企業庁・千葉市側から、「回答」という形のメモが送られてきました。
・この内容を事前審議するために、コア研の「拡大運営委員会」をかるがも館で開きました。
・いよいよ最終局面なので、「運営委員」以外の方にも、参加を呼びかけることにしました。
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[23日の「拡大」運営会委員会の参加者とテーマ]
#この日のコア研「拡大」運営委参加者は計15人。
コア研建築研究会2人、図書館研究会1人、コーラス(瀬音)1人、
ひまわり会1人、子どもルーム父母の会1人、自治会連合会2人、
イベント実行委員会1人、シニアの会2名、ベイタウンネット2人、
興味を持たれている住民など、
@12月20日提出されたコア検討委員会への要望事項への「回答」について
Aこれからのコア研の活動について
■コア検討委員会への要望事項への「回答」
(以下、・印は検討会資料から要約、#印は参加者の発言)
1.郵便局をコア内に入れないことについて
・関東郵政局と沿道店舗での開設を前提に協議をしている。
#郵便局がいつオープンするかは、はっきりしていない。
#ひょっとすると、コアオープンと同時の2年先まで延びてしまうかもしれない。
#関東郵政局への開設要望届け出は、3月までが一区切りであり、このタイミングを逃すと、オープンは大幅に遅れる可能性がある。
#自治会連合会の要望書や、近隣地区の郵便局長の推薦状など書類を早急に提出する必要がある。
・施設の面積を考える前提として、1,950uとしたい。
・公民館700u、図書館750u、その他500uを想定しているが、弾力的に検討したい。
#図書館と公民館の面積は、しかたがないが、残りはまだ決着していない。
#コア事業化研究会で決まっていない数字が出てきている。
2.多目的スペース
・アトリウムの管理等については、市関係課で協議している。
#管理要員を1名増加して、公民館(2名体制)に追加する形になるのではなかろうか。
#講堂(ホール)でのコンサートの時、休憩所にできるようにして欲しい。
#多目的ホールが、無目的ホールにならないようにして欲しい。
・開館時間は、所管施設と同様なものとなる。
#公民館や図書館の開館時間は、あくまでも基本的な考え方。住民としてサポートの方法などを考慮し、今後、時間延長などにも取り組んでいく必要があろう。
3.子どもルーム
・千葉市としては、ベイタウンに1ヵ所整備する予定であり、コア内での面積増 については、適正な人員を考慮しつつ、管理、室配置の検討を行っている。
#ベイタウンの子どもの増加を考えれば、コア内の150uだけでは狭い。この表現では、ほかには追加して整備しないと読める。ならば、やはり、面積増は訴える必要がある。
#建設規定によると、1小学校に1つの子どもルームが必要。広さは133u以上になっている。ベイタウンなら、2小学校なので266uは必要ではないか。
4.公民館(講堂の面積、名称)
・講堂としては250uとしたい。通称、愛称での対応は可能である。
#集会室、講習室の面積を少し減らしてでも、300uへの要望を実現したい。
#どっちつかずの施設にはしたくない。特徴のあるホールとしたい。
#講堂内への騒音の侵入を防ぐため、アトリウムとの防音は十分検討して欲しい。
#防音性のある間仕切りとして欲しい。
5.図書館(ブラウジングコーナー)
・80uとしたい。図書館のその他共用部(120u)で、仮に余裕が出来た場合は、対応可能である。
#図書館と児童閲覧室は、静かに本を読む人のためにも防音対策を施し、分離して欲しい。
#休日、行き場の無いお父さんのために、ブラウジングコーナーはもう1声、100u欲しい。
6.喫茶コーナー等について
・個人としての出店は、難しいと考えている。
#自治会連合会では、商売できない。
#自動販売機の売上も多額となるので、法人格のあるNPOが必要。
#市役所内部の協議で、管理運営は、市民の参加も含めている。
#カウンターコーナーが欲しい。通路の一部のようでなく、余裕が欲しい。
7.その他(屋上緑化等)
・屋上緑化の実現は、難しいと考えている。
#コア施設は低い建物なので、周囲の住居から屋根が良く見える。
#なぜ、屋上緑化が難しいのか、理由がわからない。
#ほかにも、その他の項目でいろいろ要望しているが、「回答」には何も書いてない。要望を聞き入れるということなのだろうか。
8.コア支援組織について
・組織づくりについては、施設の利用に合わせて協議していきたい。
#NPO研究会を住民運動としてそろそろ始めたらどうか?
#NPOは、ベンチャービジネスを起こすのと同じような基本的な考え方を持っている。収支面をしっかり考えないとダメだ。
#できるところから、やってみよう。
・実績をつくる。
・シニアやヤングシニアの活動を利用する。
9.設計者との対話継続について
・今後においても、設計者との対話は可能である。
・コンペ方式は取らない。
#この方法だと、設計者は行政(市や企業庁)のみ見がちとなる。
■その他の質問と今後の課題
・千葉市単位だけでなく、美浜区単位で考えてもらいたい。
・図書館やシルバー人材センターは、他の市、他地区より遅れている。
・本の選定は分館には選定権がない。中央図書館で決める。
・公民館も中央公民館構想が進んでおり、住民の希望が入れにくくなる方向となる。
・今後、シニア層も増加が見込まれる。
・人口1万人に1つ「老人憩いの家」は必要である。
・前例や内規を破ったものを作ろうとすると、攻め方を変える必要があるのでは。
・各グループが個別にプッシュする力が必要だ。
・2年後にコアが出来ても、ソフトの体制作りが出来ていないと、運営に問題ができる。
・NPOの勉強会は、今から始める必要がある。