★「コアの設計図最終案を見る会」のレポート★2000.9.9
by福永さん

9月9日にコア設計図最終案について設計者の高谷先生のプレゼンテーションと
企業庁、千葉市の方を交えて、住民への説明会がありました。

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★「コアの設計図最終案を見る会」のレポート★
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場所:3番街集会室
日時:2000年9月9日(土)10:00〜13:00
主催:コミュニティ・コア研究会
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出席:コア設計者 高谷さん、青木さん (株)設計計画
    永田音響:福地さん
    千葉県企業庁幕張新都心建設課施設班:津村副主幹
    千葉市企画調整局・政策調整課:大木主査
    社会教育課:秋山主査補、高橋係長
    児童保健福祉課:宍倉主幹、西山主幹
    図書館開設準備室:巻淵主幹ほか数名
住民など約21名
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[今日のテーマ]
・コアの最終的な実施設計図を見ながら検討し、今日でハード面のメドをつけたい。
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[コア設計者 高谷さんからの説明]
・基本設計を終わり、11月末を目標に実施設計を進めている。
   ・使い勝手や収納、壁・床の仕上げ、壁の構造、デザイン的なツメ。
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●全体構成
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[高谷さんからの説明]
・将来整備施設に面する側は、10mほどの通路となる空きスペースがある。
・3面は、道路に囲まれている。
・道路に接した部分は、沿道型設計。
・センター側は、コミュニティガーデンと一体になった設計。
・いろんな所から出入りができる。
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●子どもルーム
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[高谷さんからの説明]
・広さは、192平米前後。
・独立した玄関とトイレスペース。
・活動的に動く動的スペースとしてのプレイルーム。
・北側ゾーンには、和室2つの静的ゾーン。
・事務室の奥に休養室3畳位を入れる。
・プレイルームが人数が増えた時半分にくぎれる。

[要望の確認]
・持ち帰って検討した結果、望んできたものに近いものができている。
・できたスペースをどう使っていくかが問題。

[補足]
#なぜ子どもルームが入ったか?
・子どもルームは、本来なら学校の空きスペースを使う。
・打瀬には、空き教室がない。
・学校がムリで別の建物とするなら公共の建物となるが、第1小と第2小を
 統合したものとしてコアが浮上した。
・単に学童保育だけでなく、午前中や日曜は空いているので、開かれた施設として
 どう運営していくかが課題である。
・今後、管理は社会教育課、運営主体は社会福祉協議会と分かれているので
 両者と協議していきたい。

[Q&A]
Q:ピロティががらんとしている。テーブルを置くとか検討しているのか?
A:備品として検討する。

Q:午前中にシニアが入ったとしても、座る所がない。
 プレイルームはテーブルも何もないが、床に座るということか?
A:畳の部屋にはテーブルを置く。
 シニアや幼児の対策は、今後の課題である。
 これから保育所もできるし、公民館に和室もある。

Q:子どもの数に負けないくらいのシニアもいる。
    50才以上 500名、 70才以上 100名

Q:ベイタウンには、老人が自由に出入りできるところがない。
 幼児室もない。なぜなかったか?

Q:自治会連合会で印刷機を入れようとしているが、機械を置くスペースがない。
 連合会やシニアの立ち寄る場所や事務所もない。
 また、各番街はロックされ、自由に出入りできない。
 シニアの80%は、立ち寄る場所を望んでいるのに、コアの中に入っていない。
 要望がなかったから作らなかったというのでなく、声がなくとも最小限
 作る必要があるのではないか?
 県や市の長期的展望があれば、お聞きしたい。

A:
・千葉市としては、9年度、10年度の事業化計画で公民館と図書館の配置を
 決めた。
・コアの機能としては、コミュニテイセンターでなく、公民館として整備した。
 将来は、高齢者に対する対応は、企業庁も千葉市も考えているが、
 現在、事業化の見直しを行っており、結論が出ていない。
・公民館は、高齢者が多く利用しているが、公民館に幼児室は付いていない。
・幼児室が設置されるのは、コミュニテイセンターである。
・公民館には、高齢者専用で独占的に使えるようなものは考えていない。
・相当人口の張り付きは遅れているので、将来計画は再度見直している。
 公園の他、中学2校、小学3校、保育所3ヵ所を考えている。
・高齢者問題は今までなかったが、調整しながら進めたい。

A:
・企業庁では、高齢者の問題は千葉市と話しているが、結論はまだ出ていない。
・将来整備施設として考えられるが、現在はまったく白紙の状態である。
・建物の維持・管理も考えなければいけないし、今は検討までに至っていない。

[補足]
#住民の要望は、コミュニテイセンターを求めたが、千葉市の計画は、
 図書館分館と公民館であった。
#コミュニテイセンターは、各区に1ヵ所から2ヶ所。
 美浜区には、すでに2ヶ所ある。公民館には幼児室は作れない。
#次善の措置として子どもルームを作った。
 コアは、早期施設としてとりあえず作ったのであって、十分とはいえない。
#将来整備計画が出てきていないのが問題である。
#「老人憩いの家」は1万人となれば、作っても良いとも聞く。
#自治会連合会の事務所や印刷機を置く問題は、市の財産に入れるのは
 まかりならないといわれそうである。しかし、コアの運営には、住民の参加を
 含めて考えるということが明文化されているので、今後話し合っていきたい。
#シニアの問題は、今まで俎上に登っていなかったが、今後登るように要望して
 いったほうがいい。
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●図書館
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[高谷さんからの説明]
・1/4円の右手ゾーンが、子どものスペース。
・完全ではないが仕切りが入って、ゾーニングされている。
・絵本の読める幼児室の間仕切りは検討中。
・図書館にトイレを入れる。
   ・車椅子やオシメを替えられる多目的トイレを入れる。

[Q&A]
Q:市の方では、IT化をどれくらい考えられているのか?
 今後は、本だけで図書館が成り立つようなことには疑問である。

A:中央図書館でインターネット導入の準備している。
 市内地区図書館でも、検討を始めた。
 この地区の図書館は、美浜図書館であり、打瀬はその分館。
 分館は、地区図書館の次の段階で検討する。
  
#つまり、当分できそうにないということか?
#パソコン2台の内1台はネット用だったが、なくなっている。
 ITとなると、予算がつきやすい。
#すべてIT化していくとか、末端からIT化することも考えられる。
#幕張は、複合施設としての初めてのケースであり、モデルケースともなる。
 文部省からも、1000ヶ所IT化された公民館構想を打ち出している。
 千葉市でも20ヶ所は考えられる。
 何回も要望しており、遅すぎた要望ではないので、ぜひ、指向していただきたい。
#ネット専用回線は、月2万円位しかかからない。
#アトリウムの円卓にパソコンを置いておく方法もある。

Q:図書館は、複合施設として新都心の情報の1つの拠点となる。
 ただ、本棚に本があるだけでなく、ここは1ヵ所に情報が集まっているという
 ようなコーナーにしてもらいたい。

Q:美浜区の図書館は、他の区に比べて1000人当たりとすれば、不利で狭く、
 拡張の余地もない。
 打瀬も、装備率を上げるようにお願いすれば、何とかならないか?
A:循環して本を届ける制度も作るので、市内の本が全部借りれる。

Q:最近できた北部図書館を見ると余裕があるが、打瀬は閲覧室も狭い。
 ガマンさせる代わりに、コンピューター装備でカバーしてもらいたい。

Q:机の配置は好みにもよるが、事務所のような配置だ。
  事務所の中にも、来客用のソファーがあると良いと思うが?
A:ソファーは、予算の問題もあるので、検討は行う。
 図面には書かれていないが、リフトバックがかなり入る。
 
Q:事務所の収納は、最初から作り付けとするよう検討して頂きたい。

Q:児童室の6人掛けテーブルは、ここで共同作業は行わない。
 小さなテーブルにして欲しい。

Q:理想をいえばきりがないが、使いやすいような状況に運用面でうまく
 お願いしたい。

#打瀬は、将来的には2Fを広げて本館にという気持ちが強い。
#図書館の備品などはまだ調整可能なので、今後も千葉市とすり合わせを
 行って行きたい。
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●ホール
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[高谷さんからの説明]
・建築上の呼び名は、集会室。
・講堂は六角形にしている。
・平土間で、多目的に使える床。
・可動のスタッキング椅子。
・2間の昇降するステージ(60cmの高さまで)
・ステージ横に組み立て式のステージを考えている。

[特徴]
・音に対して、良いものを作ろう。
・他の公民館より良い音を作ろう。
・遮音性能を良くする。
   ・床を簡易浮き構造とする。
・音の響きを良くする。
   ・生音のコンサートが過去にたくさん開かれている。
   ・このホールの売りであった。
   ・天井が高く、1人当たりの空気のボリュームが大きい。(10立米)
・響きが長すぎると、講演会や電気楽器では問題となる。
・ピアノに良いように設定。
・響きの長さを可変する装置は、コストがかかりできない。
・低めの響きを要請される時は、カーテンで対応できるよう考えている。

[Q&A]
Q:電気音響は、現状ではどのようなものを考えておられるのか?
A:スピーチまでで、音楽までは考えていない。

Q:難聴者用は、導入されるのか?
A:今は入っていないが、予算が可能なら入れられる。

Q:「人にやさしい、環境にやさしい」と企業庁のパンフレットには書かれている。
 前向きに対応して欲しい。

Q:ピアノ、自宅に置けないようなドラムなど、頻度の高い楽器を配備して
  頂けないか?
A:千葉市では、装備品は原則として13年度予算で買う。
 ドラムなどは、現状では入るとはいえない。
 要望が高ければ、入る可能性はある。
 備品については、13年度予算で標準的な公民館を基準にする。
 (これに+アルファーはあるが)
 一部は、14年度に対応することも考えられる。

Q:ハードにふさわしい備品をお願いしたい。

Q:PAが入らない理由は何か?
A:レンタルで対応して頂きたい。

Q:レンタルとなると、学生は借りれない。
 ドラムやPAは、ぜひ欲しい。

#ベイタウンでは、ピアノを弾く方は、300人〜500人おり、30人の先生が
 おられる。
#このホールでは、ピアノや会議は100%OKだが、電気音響に関するケアが
 できていないため、不均衡感が出ている。
 (ベイタウン祭りで30バンドも出てくる)
#ドラムやPAに向ける予算は、もう少し厚めにして欲しい。
#クラシック偏重にはして欲しくない。

Q:電気音響は、騒がしくなるので問題。
 公民館から逸脱しているのでは?

Q:ドラムと非行を結び付けないで欲しい。

Q:最終仕様決定は何時なのか?
A:13年度予算である。

Q:家でできないのが大きな音。
 数は増えてくるので、排除でなく検討してもらいたい。

A:固定設備としてどこに置くかは、お金とスペースのことを考えながら
 設計を詰めていきたい。

Q:移動用PAはどうか?
A:その都度セットするなど、使い勝手をいとわないのならそれも可能。
 固定とし、スイッチ1つで常にできる方がメリットがあると思う。

Q:このような音楽ホールは他にあるのか?
A:音楽ホールでなく、多目的ホールである。初めてのケースである。
 今千葉市では、もう1つの公民館の設計を進めているが、そちらは演劇
 中心となる。

#電気音響については、協議したい。企業庁の対応、検討をお願いする。

Q:備品としての整備の中で、ピアノはどうなっているのか?
A:望まれているようなピアノは他には置いていない。
 予算は厳しい。どうクリアーしていくかである。
 今千葉市で考えているのは、アップライト程度である。
 レベルの高い物を買おうとすると、総予算は限られているので、
 他をやめてという考え方をしなければならない。

#県指定のホールとなると、補助金もでるのではないか?
#今までは、標準的なものだったが、14年度予算になる可能性も高い。
#オープンから2ヶ月くらいの遅れはかまわない。
#要望書は出していないが、住民側ではチャリティコンサートなどをおこない
 盛り上げていきたい。

Q:アップライト1つでは、あまりにも貧弱である。ミスマッチは避けたい。
 企業庁で買う考えはないのか?
A:企業庁で買う考えはない。

Q:椅子や他の備品に対しては?
A:単なるパイプ椅子でなく、スタッキングできるタイプをこれから探す。

Q:ピアノがコア完成後の納入となると、それまではレンタルとなる。
 ピアノの搬入経路を確保してもらいたい。
A:了解した。
 今、バックヤードの置き場の取り合いである。
 人数が200人を切っても良いか?

#人口2万6千人の1割が260名。ここから200席が出てきたが
 200席に固執するわけではない。

Q:電気音響で大きな音を出すと、このホールでは耐えられるか?
A:会議室やアトリウムには、音は漏れる。

Q:千葉市では、予算を積み上げる可能性はあるのか?
A:今もう1館稲毛区轟町に作っているので、大きく逸脱できない。

#他の公民館は、市が建設予算を使っているが、こちらは使っていない。
 企業庁から建ててもらうわけだ。
 ここに住んでいるという立場から考えると、市税のベイタウン住民への
 還元が少ないのではという理屈が成り立つ。

Q:搬入口には、車がつけられるようにお願いしたい。
 ステージは、1間幅で2つに分割して欲しい。
 袖スペースも空調してもらいたい。
A:ステージの昇降は、予算もある。ひな壇を置くようになると思う。
 袖スペースも空調は行う。
 搬入口は、遮音の関係で戸をつけられない。

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●会議室
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[高谷さんからの説明]
・56席
・左右の線で2つに仕切られる。
・ホールを使うイベントの時、楽屋や控え室にもできる。
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●調理室、講習室(アトリエ工房)、和室
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[高谷さんからの説明]
・調理室は、6人用、4テーブルで24人分の椅子を入れる。
・講師のテーブル 1。
・講習室は、アトリエ工房的使い方。
    ・木の大きなテーブル。
・調理室、講習室には、外に出られるドアを設けた。
・15畳の和室には炉を切り、水屋、坪庭も設ける。
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●アトリウム、事務室、コミュニテイ・ギャラリー
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[高谷さんからの説明]
・アトリウムのテーブルが丸かどうかは検討中。
・お湯を供給できる湯沸しスペースを作る。
    ・カウンターとシンクを付ける。
・コミュニテイ・ギャラリーの壁には、絵を飾ったりできる。
・コミュニテイ・ギャラリーは、ホールとの緩衝ゾーンともなる。

[Q&A]
Q:発券機は、今後もっと必要になってくるのでは?
A:住民票と印鑑証明の発券機を設置する。
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●外部スペース
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[高谷さんからの説明]
・外部スペースと一体になった使い方。
・1/4円と公民館ゾーンの間の中庭は、芝生かクローバーなど緑で埋める。
・コミュニテイコートには、中から出られる。
・ルーフテラスや屋上ガーデン。
   ・図書館で借りた本を読める。
・以前、ホールの外観や屋根には曲線を使ったらという要望があったが、
 コストの関係もあり、直線的となった。
・水平、垂直線だけでは面白くないので、ホールで突出しているのを生かすなど
 工夫はしたい。

[Q&A]
Q:屋根の形状は、見苦しくないようにお願いしたい。
A:予算の範囲内でなんとか対応したい。

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●コアの模型を見る会
9月末か10月始めに、積み残した電気音響やPAの問題の確認と、
現在製作中の模型を見る会を開催したい。
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●ベイタウン5周年記念チャリティコンサート(コアに良いピアノを入れるため)
場所:ホテル「フランクス」ホール
日時:11月10日(金曜)夜 7:30〜9:00
ヴァイオリン:御木マドカ(5番街)
ピアノ:安藤歩(3番街)
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●ベイタウン5周年記念チャリティコンサート「ベイタン合同ピアノ発表会」
(ベイタウン在住の幼児から高齢者までの合同ピアノ発表会)
場所:未定(幕張総合高校ホールが有力候補)
日時:12月中旬
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