−8/5「私もひとこと、コアのホールを考える会」集会の報告を兼ねて− ◆これまでの歩み◆ ● ベイタウン計画段階での構想 文化・芸術のための500人ホール、美術館、プチホテル併設施設 (バブル期の構想) ●95年 幕張ベイタウン誕生
バブル構想崩壊、一転、最小限の施設へ 「早期施設として公民館、図書館、郵便局、「多目的スペース」を建設する」
「小粒でもキラリと光る、音響にもこだわった多目的ホール」 ●2000年3−6月 基本設計(施設面積1988平方メートル)
◆コアホールの多目的性◆ バブル期の500人規模の大ホール構想から一転、ミニマムな200人規模の講堂となりましたが、その中でもこれまでの住民の実績・要望を可能な限り反映し、多用途に使えるよう、多機能性を重視してきました。 [主な用途]
[可能だが最適とは言えない用途]
[不適当な用途]
● 多用途性を実現するためには、以下のような配慮がされています。 ・ステージ昇降・移動 ・椅子可搬式による平面確保 ・カーテン・タペストリー類による残響可変
注:図は概念図です。現在、最終的な設計が進められており、上図とできあがったものは必ずしも一致しません。
◆小粒でもキラリと光るホールとは?◆ コアのホールでは多目的性を重視します。しかし、これまでの多目的ホールにありがちな、何にでも使えるが何にも使いにくいというものにはせず、小粒でもきらりと光る要素を設定しています。それが、「音響重視」です。これまでの住民実績やニーズにあわせた結果であり、企業庁、市役所、住民、コンサルタントによる合同検討会を経て、基本設計に盛り込まれました。企業庁の掲げる幕張新都心における文化創造という目的にも合致します、 本ホールでは、有名ホールを手がけた音響設計事務所を起用し音響的には十分な配慮をします。プロ演奏家による演奏会にも充分に耐えるものを目指しています。また、ポップスからクラッシックまで、可能な限り幅広いジャンルで使えるよう工夫される予定です。
問い合わせ先:コミュニティ・コア研究会 下川 Tel 211-0472 |