響き続ける、至高のアイデンティティ。

イタリアが生んだ世界最高峰のピアノ、ファツィオリ(FAZIOLI F278)。
「幕張ベイタウン・コア」にこの楽器が導入されたのは、単なる設備投資ではなく、この街に本物の文化を根付かせたいという住民たちの熱い願いによるものである。住民が選定し、チャリティコンサートを運営して導入したこのピアノは、公共ホールとしては東日本初の導入例であった。
私たちコミュニティコア研究会は、このかけがえのない財産を次世代へ最高の状態で引き継ぐため、専門家による厳格な保守点検と、音楽を通じたコミュニティの活性化を継続的に支援している。

巨匠アルド・チッコリーニのサイン。
まだこの個体が住民達のものになる前の1999年、名古屋でのコンサートで使われた際のものである。
この個体はチッコリーニの演奏に応え、聴衆を魅了した。

パオロ・ファツィオリが2011年にコアを訪れた際のサイン。
パオロは創業初期の稀少なよい状態を保ち続けるコアの個体に感激し、熟成によって生じたロングトーンを確かめ、こう語った。
「私がやっていたことは間違っていなかった!」と。
この響きは、偶然ではありません。
[→ 世代を超えて引き継ぐ:FAZIOLI保守点検の全記録]