制約によって生ずるの問題
a.公民館は一般への無料開放が原則であるため、市運営の有料ホール同等のコンサートレベルのピアノを無料開放することはかねあい上難しい。また、千葉市規格レベルを超える管理費用をまかなうために利用料を取ることも公民館の性格上難しい。
b.他の公民館との施設レベルのかねあいから、コミュニティコアだけに突出したコンサートレベルのピアノをおくことは難しい。公民館予算ではもちろん買えない。
c.これまでにいくども街の中で行われてきたミニコンサートのような有料コンサートを行うことが難しい。
d.営利目的のコンサートができないため、外部の演奏家を呼ぶコンサートは事実上行えない。公民館の生涯教育の目的や予算制約からも公民館による企画コンサートはほとんど期待できない。
e.無料行事として既に行われたベイタウンピアノ発表会も、4畳半用のピアノしかないためレンタルが必要。莫大なレンタル・運送・調律費用の捻出はむずかしく、他の施設を借りる方が安上がりで、事実上コアでは不可能。
f.ホールに見合うピアノを得るために企業の助成を受けたくとも、企業による冠コンサートを行うなどもできないため、助成を受けることは難しい。
g.ホールに見合う音響を考慮したスタッキング椅子は公民館予算では買えず、ぎしぎしと音が出るパイプ椅子を並べることになる可能性がある。 |